<2016.9.23 読みやすくなるよう全文を修正しました>

夕方・夜間帯に、有楽町線のどれくらいの人数が新木場にて降車するのかを知りたかった。降車数が多ければ有楽町線を舞浜方面へ延伸するという輸送改善案も考えられるからである。

「有楽町線新木場駅の乗降状況」、「夜間・早朝の豊洲駅の乗降状況」、「新木場駅改札口外で乗客がどこへ行くかの流れ」を見てきましたので、これから紹介します(観察年月日 2016年3月8日夜~9日朝)。

(目次)
<1>有楽町線・新木場駅の乗降状況
<2>夜間・豊洲駅の乗降状況
<3>早朝・豊洲駅の乗降状況
<4>朝ラッシュ時・新木場駅からの乗客の流れ
◆まとめ


<1>有楽町線・新木場駅の乗降状況

京葉線改札を出て右手を進むとすぐに有楽町線の改札がある。有楽町線ホームは1番線は降車専用となり、いったん引き上げて発車専用の2番線から乗車する。有楽町線は全線でホームドア設置を完了しており、安全性を向上させている。

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18:59~19:35まで、全車両を見ることができる2号車付近で観察した。

全体的に到着時は、座席数の50%か若干下回る乗車数であった。通勤ラッシュの時間帯で都心部に近いわりには、意外と少ないではないか。

逆に発車時も、なんと座席数の50%か若干下回る乗車数であった。到着時と発車時とで乗客数がさほど変わらないという意外な結果が出た。それだけ通勤逆方向の流れが大きいということである。


<2>夜間・豊洲駅の乗降状況

19:35 川越市行き(東京メトロ新型車両)に乗車。

有楽町線の東京メトロの新型車両は進化している。暖色系の塗装に床も暖色系で暖かい印象。また、ドア両側のつかまるところも鉄の棒ではなくて洒落ている(どのように説明すればいいのかわからないが)。

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車両と車両との間にある、透明のドアが感じいい。

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19:37 辰巳着。
19:39 豊洲着。大量の乗客があった!

到着時はロングシートに3人くらいしか座っていなかったのが、発車時では立つ客が多くなった。

豊洲駅は鉄道では単独の駅であるが、東京メトロの乗降者数がとてつもなく多い。2014年度乗降者数は1日平均182294人であった。

(参考)東京メトロ公式HP・乗降人員ランキング
http://www.tokyometro.jp/corporate/enterprise/passenger_rail/transportation/passengers/

「ゆりかもめ」が接続しているとはいえ、他の上位ランキング駅の単独駅はほとんど他社鉄道路線と接続していることを考えると、相当健闘しているといえるのではないか。

豊洲駅で下車した。高層ビルがずらりと取り囲んで並んでいた。豊洲のネットカフェ「アプレシオ」で一晩を過ごし、翌朝の観察に備えた。

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<3>早朝・豊洲駅の乗降状況

ネットカフェを出て豊洲駅ホームに到着。

6:39 新木場行き到着。

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到着時、すでに座席は全部埋まっており立っている人がかなりいた。ドッと半分以上が降車した。発車時には座席の60%くらいまで乗客が減った。まだ朝6:39だよ!こんなに早く出勤して何をするのだろうか?

6:45 新木場行き到着。到着時・降車・発車時の混雑は6:39発と同様の状況。

なんと、豊洲発車時点の池袋方面行きよりも豊洲到着時点の新木場行きの方が乗客が多いのだ。

私はこの電車に乗車して新木場に移動した。


<4>朝ラッシュ時・新木場駅からの乗客の流れ

6:54~7:14まで、京葉線新木場駅改札口外にて乗客の流れを観察する。3社の改札から人が出ていくのが見える場所に立った。

以下写真の左手側がすぐに有楽町線改札。右手側が自動券売機を通り過ぎるとすぐにりんかい線改札となり、乗り換えの移動距離は短い。

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以下%は私の目で見たおよその割合。

6:54 京葉線改札口から  有楽町線42%、りんかい42%、駅を出る16%。
6:55 有楽町線改札口から 京葉線65%、りんかい15%、駅を出る20%。

6:58 京葉線改札口から  これはなぜか駅を出る人が圧倒的に多い。おそらく東京発の下り電車からの降車だろう。

7:02 有楽町線改札口から 京葉線60%、りんかい20%、駅を出る20%。
7:04 京葉線改札口から  有楽町線45%、りんかい35%、駅を出る20%。
7:07 京葉線改札口から  有楽町線50%、りんかい35%、駅を出る15%。

(そのあと各改札口から混ざってわけわからなくなった)

7:12 りんかい線改札口から 京葉線60%、有楽町線10%、駅を出る30%。

意外だが駅を出る人たちも一定数いる。京葉線改札口からは大体有楽町線とりんかい線とが半々である。有楽町線とりんかい線からは京葉線へ向かう人たちが圧倒的である。

それにしても、京葉線美味しすぎるぞ!


◆まとめ

(1)有楽町線新木場到着時点での座席埋まり状況は約50%であり、京葉線下り方向にしては有楽町線から京葉線へ乗り換える人の数はそれほど多くなかった。

(2)逆に、有楽町線新木場発車時点での座席埋まり状況は約50%であり、都心部方向にしては京葉線から有楽町線へ乗り換える人の数は多かった。

(3)豊洲駅では、夜間では有楽町方面へ行く乗車が非常に多く、朝は有楽町方面からの降車が非常に多い。豊洲へ通勤する人が多いということである。

(4)朝の京葉線上り新木場駅から降りる人がどこへ行くかについては、およそ有楽町線45~65%、りんかい線35~42%、駅を出る15~20%であった。ざっくりいって有楽町線とりんかい線とは半々の割合であり、両者健闘している。

(5)逆に、有楽町線とりんかい線から降りる人がどこへ行くかというと、およそ京葉線が60~65%と圧倒的に多かった。


※ 京葉線新木場駅朝ラッシュ時の乗降状況、そして京葉線逆方向の需要の正体については、後日紹介します。

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