◆副都心線の概要

2008年6月14日に全線開業している。

東武東上線、西武池袋線沿線から、新宿三丁目、渋谷へ直通運転が開始されたのだ。池袋駅にてJR線に乗換なくても新宿・渋谷に行くことができるようになったのである。

さらに、2013年3月16日、東急東横線と相互直通運転を開始している。

「東京メトロ副都心線」と「東急東横線・みなとみらい線」とが相互に直通し、東横線沿線からも、JRを使わずに新宿・池袋に行くことができるようになったのである。

さて、この副都心線は現在どれだけ混雑しているのだろうか。混雑しているということはその分、JR線の混雑緩和にも役立っていることになる。それでは紹介します。


◆副都心線・池袋駅の乗降観察

7:57 通勤急行 元町・中華街行き(10両)到着。数人降車、数人乗車。

満員に近い。池袋ではそれほど降りなかった。

8:00 各駅停車 元町・中華街行き(8両)到着。9人降車、数人乗車。

これはそれほど混雑していない。8両編成のため私が観察していたドアは女性専用車両となっていた。警備員が2名ほどいて、男性が乗り込まないかどうかチェックしているようだ。

全体的に池袋駅は、それほど乗降の流動は多くなく、かなり混んでいる乗客の多くは乗ったままのようだ。

だいたいわかったので、次の目的地である新宿三丁目へ移ることにした。

<椅子と駅のセンス>

椅子に腰かけようとした。透明素材を使っていてセンスがいい。

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この椅子を遠くから撮影してみた。

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壁面の駅名表示部分のセンスも洒落ている。

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◆池袋駅から新宿三丁目駅まで

8:03 通勤急行・元町中華街行き(10両)が到着。5人降車、3人乗車。

私も乗車。通勤急行なので、雑司ヶ谷、西早稲田、東新宿の3駅は通過する。

東新宿駅にて先発の電車を追い抜いた。

ラッシュ時でも2~3本に1本は「通勤急行」として、小竹向原以降は、池袋、新宿三丁目、渋谷しか停車しないという、地下鉄にしてはめずらしく通過による速達運転を実施している。そして東新宿駅ではホームを2面4線化することができたため速達運転が可能となっている。

8:11 新宿三丁目着。22人降車、1人乗車。かなりすいた。

私も降車して、観察することとした。


◆新宿三丁目駅にて

8:14 各駅停車・元町中華街行き(8両)。26人降車、4人乗車。

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新宿三丁目駅は、丸の内線と都営新宿線とに乗り換えができる。

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8号車2番ドアに移動して観察することにした。

8:18 各駅停車・武蔵小杉行き(8両)。それほど混雑していない。半分以上降車、発車時はかなりすいた。

8:22 通勤急行・元町・中華街行き(10両)。かなり混雑。16人降車、6人乗車。

8:27 各駅停車・元町中華街行き(8両)。混雑して到着。6人降車、4人乗車。このドアだけ降車が少なかったが、ほかのドアではもっと多かった。

8:30 通勤急行・元町・中華街行き(10両)。15人降車、3人乗車。発車時はかなりすいている。

8:33 各駅停車・武蔵小杉行き(8両)。8人降車、4人乗車。私はこの電車に乗って、次の渋谷駅に移ることにした。

さて、新宿三丁目駅の逆方向であるが、意外とどの電車もラッシュ時であるのにほとんど混雑していなかった。そしてこの駅にて半数は降車するので発車時はかなりすいていた。東急東横線からの乗客流動は少ないのだろうか?東横線といえば首都圏の路線としてもれなく混雑の激しい路線であるのだが、渋谷での降車が多いのだろうか?

全体的に新宿三丁目駅は、副都心線池袋方面から大量降車駅であり、この駅にて電車はかなりすくことがわかった。また、東急東横線・渋谷方面からは到着時からそれほど乗車数が多くないことがわかった。

<椅子と駅のセンス>

新宿三丁目駅の椅子も池袋駅と同様、透明素材で私の気に入るセンスであった。

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壁面もシンプルさを貫きながら洒落ている。

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◆渋谷駅

渋谷駅へ向かう途中駅である、北参道駅と明治神宮前駅では、降車がそれぞれ4人、乗車は0人と2人でした。すいているが座席はすべて埋まっていてドア前に立っている人は4人くらいいる。

8:41 渋谷着。東横線内も各駅停車となる。8人降車、9人乗車。

私も降車し観察に入った。

8:43 元町・中華街行き急行到着。8人降車、4人乗車。

渋谷駅から東横線へ乗車する人たちが一定数いるのはわかる。渋谷到着時もそれほど多くなく、渋谷からの乗車もそれほど多い印象は無かった。

さて、東横線からの上り電車を観察するために、隣のホームに移動した。

8:46から8:51まで観察したが、思ったほど混雑していない。ラッシュピークが過ぎているのか。それとも中目黒でかなりすいているのか。東急目黒線効果がでているのか。

副都心線・東横線渋谷駅は2面4線あり、余裕で使用されている。田園都市線の渋谷駅などと比較したらかなり贅沢な造りといえよう。


<ホームの案内版と駅のセンス>

渋谷駅の壁面。

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ホーム真ん中にある案内板は、黒をベースに副都心線カラーである黄土色で書かれてありお洒落。

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東横線方面も撮影。黒をベースにして赤色文字で書かれてある。現在の案内表示板はとてもわかりやすいし、センスも良い。

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横から撮影。角は「i時刻表」と書かれており、わかりやすさとセンスこの上ない。このセンスを指示したトップはとても優秀だと思わざるを得ない。

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椅子の撮影は忘れてしまった。エスカレーターを上がるが、エスカレーターの手を握るベルトの下の部分も透明素材を使用していて洒落ている。

以下の写真はエスカレーターを上がったところ。この乗換先表示も視覚的に訴えていてセンスがいいと思う。

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もう一枚撮影。やはり美しい。

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◆まとめ

(1)副都心線池袋駅では、(車内はかなり混雑しているが)乗降数はそれほど多くはない。乗りとおす乗客が多いのである。
(2)副都心線は朝ラッシュ時も「通勤急行」を取り入れて、思い切った急行運転をしており、主要駅への速達輸送を重視している。
(3)新宿三丁目駅では、池袋方面から大量降車があり、発車時はかなりすいている。
(4)東急東横線方面からの乗り入れはそれほど多くは無い。直通運転からまだ3年程度しかたっていないからだろうか。
(5)新しく建造された路線のため、ベンチ、壁面の駅名表示等、駅の美的センスが(シンプルさを貫きながら)洒落ている。

(6)副都心線は池袋、新宿、渋谷への直通運転により、沿線利用者にとっては大変役立っているといえよう。東横線からの直通利用についてはおそらくこれから増加していくことだろう。


※ 取材年月日2016年3月30日。

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