「さざなみ6号」は東京9:13着であり、ラッシュピーク後に到着する特急である。どのような状況であったか? 五井・東京間に乗車してきましたので紹介します。


◆内房線特急「さざなみ」上りの紹介

「さざなみ」の平日上りは朝に3本のみとなっている。これらは土休日運休である。以下が詳細である。

「さざなみ2号」 君津5:54発 東京6:57着 (E257系・5両編成)
「さざなみ4号」 君津7:40発 東京8:45着 (E257系・10両編成)
「さざなみ6号」 君津8:10発 東京9:13着 (E257系・5両編成)

・停車駅は、木更津、姉ヶ崎(6号を除く)、五井、蘇我、東京 である。
・全車普通車自由席。

このうち、「さざなみ4号」については東京8:45着という便利な時間に到着するため10両編成になっている。2号と6号は東京到着時間がラッシュ前とラッシュ後になるためか5両編成となっている。

なお「さざなみ4号」であるが、五井発車時点でも窓側の席すら埋まらない車両が多く、平均して乗車率が50%を大きく下回るが、蘇我にて満席近くになる。

※ 上記の下線部分を2016年7月1日に再修正しました。


◆「さざなみ6号」乗車体験報告

<1>五井・蘇我間

8:23 五井駅着。ホーム上で930円の特急券を購入した。

KIMG1521

8:30 「さざなみ6号」(5両編成)が入線! ガラガラで到着。

5号車の後方ドアからは私の他に8人が入った。他のドアもそのくらい入っただろう。

8:31 五井発。

5号車の乗車率は65%くらい。他の号車ではおそらくもっと少ないだろう。

五井を発車すると車掌は5号車の先頭に行き、一礼して車内改札が始まった。

私は一番後方座席に座ったが、後方3列で3人に行われた車内改札では確実に「510円です」との声が聞こえた。510円とは蘇我で降車するということである。

なんと、五井・蘇我間という超短区間利用が最低3人いたのである。

五井・蘇我間の運賃はICカードで195円でしかない。承知の上で乗車しているとはいえ特急料金510円は痛いだろう。千葉以南・25kmまでは、事前購入に限り300円にしたらどうだろうか。

5号車の最後の車内改札がギリギリ終わったところで「まもなく蘇我」との放送が流れた。

8:39 蘇我着。多くの人が座席からドッと立ち上がった。なんと11人降車!

短距離利用が一定数いるのである。


<2>蘇我・東京間

大量の乗客が乗り込む。5号車は満席になった。一人だけ席が空いていなくて4号車に移動した人がいた。

この「さざなみ6号」は9:13東京着であり9時を過ぎての到着であるが、それでも一定の需要はあるのだ。

声を大にしていう。

この快適さ!!!!!

「もっと大多数の人にこのような快適サービスを広げられないか?」と真剣に思う。

8:59 新浦安通過。一般電車を追い抜く。
9:02 葛西臨海公園通過。ここでも一般電車を追い抜く。

京葉線特急は、1分でも早く到着するためにゴボウ抜きをするのである。

9:05 新木場通過。この駅は15両まで延伸できるような構造になっているが、肝心の横幅が狭いのである。建設の時に横幅を広げておく発想はなかったのだろうか?

9:06 下りではE257系10両の回送電車が通過。「京葉線は下りも比較的乗車率が高いのが特徴であるので海浜幕張輸送として営業運転すればいいのに」と思いながら。

9:09 「まもなく、終点東京です」との放送が流れる。越中島を通過している。下りの一般電車は座席が全部埋まっており立っている人もいた。

9:13 終点東京着。五井から42分、蘇我から33分の所要時間であった。

KIMG1525


9:16 京葉線のエスカレーターを上がったところから東京駅八重洲南口方面へ続く長い連絡通路を歩く。この光景からでも京葉線下り利用者の流動が大きいのがわかる。

KIMG1527


◆まとめ

(1)五井・蘇我間の超短距離特急利用が5号車のみで3人以上いた。この区間で特急料金510円は痛いだろう。
(2)蘇我での降車は5号車で11人であり、短距離利用が一定数いるのである。
(3)「さざなみ6号」は東京駅9:13着とラッシュピーク後であっても、蘇我からは満席であった。
(4)内房・京葉線特急は速達かつ快適さの双方を合わせ持っている。「もっと大多数の人にこのような快適サービスを広げられないか」と真剣に思うのである。
(5)東京までノンストップなのに蘇我にて満席であるので、2号・6号とも八丁堀・新木場に追加停車して10両編成化してほしい。


※ 乗車体験年月日 2016年6月24日。

(注)当ブログ内の写真、文章の無断転載を禁じます
ⓒCopyright SHINO all rights reserved.