広島で初の途中下車をして、市電に乗車して広島平和記念公園・広島平和記念資料館に行った。それでは紹介します。


◆在来線特急が接続しない広島駅

新幹線広島駅から在来線に出る改札口に、5方向への行先表示版が設置されている。

まずは左側部分

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そして右側部分

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方向別に色分けされており、鮮やかである。

しかしこれらの路線には在来線特急の設定がない。岡山駅は山陰・四国の主要都市と特急で結んでいるにもかかわらず広島駅には全くないのが対照的である。

特急視点で考えると、岡山駅のほうが中国地方の中心にむいているのではないか、と思うが、それでも広島は中国地方における大都市なのである。

以下写真は、9番線まである広い在来線コンコースである。

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◆市電に乗る

さて、市電である。広島市内は一律160円とのこと。

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しかし、車内に入るときにSUICAをタッチしたら「ピピピッ」とエラー音が出た。PASPY(広島での交通系ICカード・但しJR西日本の路線は利用できない)またはICOCA(JR西日本の交通系ICカード)でないとダメなのであった。

なぜICOCAではOKなのになぜSUICAではだめなのか!

SUICAを含めた全ての交通系ICカードが利用できるようにして、ICカード割引を導入して普及を促進すべきである。

参考)広島電鉄の公式ホームページ
http://www.hiroden.co.jp/train/index.html

参考)PASPYの公式ホームページ
http://www.paspy.jp/about/index.html


◆平和記念公園にて見学

原爆ドームである。身近に見ることができて迫力がある。観光客は外国人の比率が高い。外国人にとっては日本の観光名所の一つなのであろう。

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原爆ドームの場所から河川に向かって撮影。景観は素晴らしい。ただ原爆の落とされた日は地獄絵図だったのである。

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そして、広島平和記念資料館である。以下写真の東館が入り口である。なお、入館料は200円であった。

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以下の写真が本館である。改修工事のため東館は閉鎖されており、本館であるこの部分を見学した。

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なんだかなあー。建物は立派なのだけど原爆の悲惨さが全く伝わってこない。

館内は外国人や小学生の団体でいっぱいで混雑していることもあり、私はサッと引き上げた。

参考)広島平和記念資料館の公式ホームページ
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/

次に入ったのが、「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」である。ここでは平和記念死没者追悼空間が造られている。また、原爆で死没した人を検索ができる端末がある。

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これもまた大変立派に造られている。

しかし、これも悲惨さが伝わってこない。

建物が立派なのはいいけれど悲惨さが伝わらないと全体としてダメだと思う。ただお金をかければいいというものではない。

参考)国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の公式ホームページ
http://www.hiro-tsuitokinenkan.go.jp/

資料館を見て帰る途中で再び美しい河川をパチリ。河川の向こう側に見える建物が原爆ドームである。景観はもう素晴らしく美しいのである。

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◆市電で広島駅へ戻る

市電で広島駅に戻る。

戻りの市電に乗車して考えた。「路面電車とは決して手放しで称賛できる乗り物ではないよな」、ということである。ずっと前から思ってはいたことであるが意識上に明確化された。

短所としては、車内が狭く混雑感がある。そして信号で停車するため進みが遅いことである。降車時に支払に手間取ることもある。車両ごとに運転士がいて人件費としても効率の良い乗り物ではない。

でも長所として、平面移動できるため楽であること、頻繁に運転しているので利用しやすいことである。

路面電車とは、短所と長所を併せ持っている乗り物なのである。


ともかく、広島を知ることができ、途中下車してよかった。


◆まとめ

(1)市電にICOCAは使えてもSUICAは使えない。SUICAを含めた全ての交通系ICカードで利用できるようにして、ICカード割引を導入して普及を促進すべきである。
(2)平和記念公園は素晴らしく景観のよい場所である。
(3)原爆記念資料館・国立広島原爆死没者追悼平和祈念館は、建物は立派であるが、原爆の悲惨さが全く伝えきれていない。
(4)市電のような路面電車は、車内の狭さ、信号待ち、降車時に時間がかかる、人件費がかかる、など決して手放しで称賛できる乗り物ではない。しかし長所も併せ持っている。


※ 見学年月日 2016年7月22日

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