前回のブログで報告した夕方の海浜幕張駅観察では、特急「わかしお」での乗車数は多くなく、またその他の快速・各駅停車の乗車についても海浜幕張発車時で混雑とはいえない程度であった。

しかし、海浜幕張地区は数多くの企業、文教施設、ショッピングセンター、ホテル等を抱える一大新都心なのである。

そのため、海浜幕張へ向かう乗客への快適輸送サービスを考えたので紹介します。夕・夜間上りに限定として紹介とします。



<1>外房線からの特急「わかしお」による快適輸送

E257系10両編成・1時間に1本。

これは現在も運転されている。自由席特急料金は510円であり、東京までノンストップで結んでいる。所要時間は23~24分程度と速い。(快速は29~31分程度)


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<2>東京到着後内房線特急になる回送電車を生かす

E257系10両編成(注)のうち5両分・1時間に1本。

(注)私は内房線特急は八丁堀・新木場停車して10両化を提案している

内房線への特急は夕方・夜間時は下りのみの営業運転ため、東京到着までは回送している。これを海浜幕張駅から営業運転するのである。

そのうち5両のみを営業運転とするのがよい。ただし、海浜幕張で巨大イベントを開催している日に限り10両を営業運転とすることもできる。


<3>東京到着後、蘇我までのライナーになる回送電車も生かす

E257系10両編成のうち5両分・1時間に1本。

私は、東京から海浜幕張・蘇我間の各駅へのライナーを1時間に1本運転することを提案している。このライナーが東京到着するまでの回送を生かすのである。

ライナー車両はE257系10両編成を考えている。そのため、回送は、海浜幕張から東京までの特急として5両分のみ営業運転とする。


<4>回送の特急型車両を活用する利点

これらの案は、営業コストの増加分が小さいのが特長である。

もともと回送として運転している分を営業運転とするため、動力コストは変わらない。照明や冷暖房を付け、車内改札を実施する程度のコスト増ですむ。

その割に、最大1時間に3本の特急設定により、東京・海浜幕張間を利用する乗客にとっては快適輸送の選択の幅が大きく広がることになる。


※ 以下写真は海浜幕張駅での上り時刻表である。最大1時間に3本化した時をイメージしてみよう。

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◆まとめ

(1)夕方・夜間帯における海浜幕張から東京までの快速・各駅停車は混雑までいかない程度であるが、一定数の乗客がいる。海浜幕張地区は数多くの企業、文教施設、ショッピングセンター、ホテル等を抱える一大新都心なのである。これらの乗客への快適輸送サービスを考えた。

(2)東京到着後、内房線特急となる回送を海浜幕張から営業運転とする。10両(現在5両であるが私は10両化を提案している)のうち5両のみの営業とする。

(3)夕方・夜間帯に東京発蘇我行きの下りライナーを私は提案している。そのライナーはE257系10両編成とする。そのライナーを東京までもっていく回送を海浜幕張から東京まで営業運転とするのである。5両のみを営業運転とする。

(4)回送車両の活用のためコスト増加分がかなり小さい。その割に、海浜幕張から東京までの特急は最大1時間に3本となり、大変利用しやすくなり、効果は小さくない。



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