朝ラッシュピーク時グリーン車はどの駅で満席になるか? JR東日本のグリーン車6路線のうち最後に残った総武快速線の紹介です。


<0>乗車電車の概要

(乗車電車) 総武快速・君津始発久里浜行き(15両編成)
(乗車区間) 木更津(6:36発)から品川(8:12着)まで
(乗車距離) 81.1km
(乗車位置) 5号車2階の最後部席(36席)(※)
(G料金)  980円(平日・事前購入料金)


(※)グリーン車は4・5号車で合計180席である。2階建て車両のため、4・5号車それぞれ2階席36席、1階席34席、平屋席12席と8席とに分かれている。


<1>木更津駅にて


5:45 快活クラブ木更津店を退店する。

木更津駅に向かって暗闇の大通りをひたすら歩く。歩行者は見事に全くいないが車はよく通っている。こんな早朝にこんな多くの人がどうして移動しなくてはならないのだろうかと思う。

6:05 内房線・木更津駅が近づいた。

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自動券売機には「快速グリーン車でラクラクお出かけ」というポスターが貼られていた。木更津からの距離であれば千葉や東京に行くにはグリーン座席を利用したいところである。

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6:08 改札を入る。

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6:09発・総武快速直通逗子行き、6:20発・京葉線直通東京行きが続く。

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木更津駅のトイレから撮影。15両編成の長大ホーム2面が光っている姿である。

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1・2番線ホームのグリーン券売機でSuicaにグリーン情報を書き込む。なお、下りを主とする3・4番線ホーム上にはグリーン券売機は設置されていない。

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3・4番線ホームを撮影。久留里線の車両は黄色・緑・水色を使用しており鮮やかである。房総は自然豊かなところだよと伝えてくれているようだ。

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私の乗車する6:36発・快速久里浜行きが表示された。

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6:19 1番線に京葉線直通快速東京行きが到着。余裕で着席できる。ほぼ同時刻に2番線にも京葉線車両が回送で到着。この回送は何だ?

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6:27 2番線の回送は下り君津方面へ向けて発車した。折り返し君津始発(あるいは上総湊始発かも?)として送り込まれるのである。乗車量からすれば木更津始発にしてもいいのに君津利用者の利便性を大事にしているのである。

6:35 総武快速が到着!

ドアが開く前に4・5号車に乗車している人を数えたら合計4人であった。うち3人が平屋席に乗車していた。君津で4人がグリーン車に乗車しているのは意外と多いのではないか。


<2>内房線区間・木更津から千葉まで(6:36~7:14)

・以下に記す乗車数・合計数は5号車2階席(定員36席)の数である。

6:36 木更津発! 私含めて2人乗車(計2人)

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朝日が昇るところを撮影。

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6:40 巌根通過。
6:42 袖ヶ浦着。乗降なし。


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左側の駅前には大型ショッピングモール・マンション・戸建てができる用地が確保されている。ここ袖ヶ浦・木更津・君津地区はアクアライン開通により、そしてアクアライン通行料金の大幅値下げにより、東京・神奈川からのアクセスが飛躍的に便利になって価値が高くなっているはずなのである。しかしそれが皮肉にも内房線特急の苦戦となっている。

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6:46 長浦着。3人乗車。(計5人)
6:51 姉ヶ崎着。4人乗車(計9人)。


6:55 アテンダントが通路を通った。乗客はみな事前購入なので検札が速い。

6:56 五井着。12人乗車(計21人)。

大量乗車である。内房線蘇我から南ではこの駅が最大乗降数となる駅である。着実に座って通勤するならグリーン車選択となる。

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7:00 八幡宿着。5人乗車(計26人)。

乗車率は7割を超えた。八幡宿でのグリーン車を待つ列を数えたが、5号車2番ドアから入った数が11人位であった(すなわち5号車全体で11×2=22人位乗車したかもしれない)。
このことより1階席・平屋席もほぼ同様の混雑度になっていることが予想される。

7:03 浜野着。2人乗車(計28人)。

蘇我に到着する前に、残席が8へと迫った。ラッシュ時ではグリーン車は比較的遠い距離からの利用客が中心となっているようである。

7:08 蘇我着。2人乗車(計30人)。


蘇我では内房線とほぼ同規模の外房線とが合流する。2番線には外房線からの京葉線通勤快速東京行きが到着。相互乗り換えである。

7:09 蘇我発。この電車は東京着が8:02のためまだ53分かかる。長い。。

7:12 本千葉着。1人乗車(計31人)。
7:15 千葉着。2人乗車(計33人)。

<3>複々線区間へ。千葉から品川まで(7:19~8:12)


千葉では意外と降りる人はいない。そして乗る人も意外と少ない。多すぎても席がないので困るのであるが。グリーン車連結といっても、朝ラッシュ時通勤時間帯では千葉や千葉より東京側の人にはあまり恩恵をもたらしていないのかもしれない。

1人のいびきが車内全体に響き渡っている。どうしようもないのであるがけっこう気になる。

7:18 千葉発。

7:22 稲毛着。3人乗車。(ぴったり満席)

満席となった駅は稲毛でした!


2階席を覗きに来た人は前後でいなかったのでぴったりである。頭上のランプは購入済みを表すオール緑となった。撮影したかったが車内の雰囲気を考慮してやめた。

7:29 津田沼着。3人降車3人乗車。満席のまま。

2階席を覗きに来た人はいないのでぴったりである。

7:33 船橋着。降車なし。満席のまま。

最前部に1人立った。そして最後部では3人が見に来た。2人が引き返した。

悪いね!

7:41 市川着。1人降車1人着席。

さらに2名が前方から来て通路に立った。さらに後ろから2人組が来て立った。赤ちゃんを抱いた夫婦であった。整理すると、2階席エリアには「最前部1人、通路3人、最後部2人」が立っていることになる。この状況は私が今回利用した6路線で最悪である。

7:48 新小岩着。乗降なし。

アテンダントが通った。通路にいた人にもグリーン券情報を確認していた。

7:53 錦糸町着。2人降車2人着席。通路1人・最後部2人立。
7:57 馬喰町着。1人降車1人着席。通路1人・最後部1人立。

7:59 新日本橋着。3人降車3人着席。満席のまま。

立っていた2人が座った。さらに後方から来た人1人が座って満席のままであった。その1人は新日本橋から乗車したのかデッキにいた人なのかはわからない。

地味であるが、津田沼3、市川1、錦糸町2、馬喰町1、新日本橋3人が降車している。これらの利用者はこれらの駅を通過する通勤ライナーや通勤特急ではカバーできない。快速グリーン車ならではである。私は通勤ライナー一押しであるがグリーン車の有利な点も認めている。

8:02 東京着。9人降車(計27人)。


満席区間は東京まででした。


普通車は電車を待つ人たちが多かった。

8:06 新橋着。12人降車2人乗車。(計17人)。

大量降車である。

8:11 品川着。5人降車。

私も降車。乗車数は不明であるが、5号車2番ドアからは乗車なし、5号車1番ドアからは2人が乗車した模様である。残り7人はどこへ行くのか?横浜まで観察すればよかったかな。

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2階建てグリーン車両を連結した総武快速・横須賀線の長大編成を撮影。さらに久里浜まで向かう。

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品川駅でこの電車を降りた人たちは階段に向かって長蛇の列を形成しており、1列車でも大量の乗客を運んできたことがわかる。(この写真の後ろ側もまだ列が長い)

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ようやく列が短くなってきた。あくまでも総武快速側からの視点では、東京止まりでなく品川までバンバン直通運転を設定してくれたほうが便利であると思った。

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◆まとめ

(1)満席となった駅は稲毛でした。そして満席区間は東京まででした。
(2)浜野までで36席中28席が埋まり、残席8となった。内房線区間でかなり座席が埋まることがわかった。
(3)市川・錦糸町間では5号車2階席に6人が立って待っていたことになる。私が乗車した6路線中最悪の状況となった。



※ 今回で6路線すべての調査が終了しました。次回は朝ラッシュ時グリーン連結6路線をまとめて考察する予定です。

※ 乗車年月日 2018年2月20日

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