中央線の三鷹・中野間では快速・各駅停車の双方が各駅に停車する。そのため、快速の混雑が激しく、各駅停車がすいていて差が激しい問題が起きている、と言われている。

実際、各駅停車の輸送状況はどうなっているのか? 観察・乗車体験してきましたので紹介します。



<0>概要


(乗車電車) 三鷹発津田沼行き(10両編成)
(乗車区間) 三鷹(8:19発)から錦糸町(9:09着)まで
(乗車位置) 2号車4番ドア



<1>緩行線ホームへ(8:09~8:19)

三鷹駅のコンコースに立ち、改札口を眺める。

以下写真を見てほしい。改札口を通り入場した人たちの多くが5・6番線の緩行線ホームへ流れている。三鷹からの乗車では快速よりも緩行線のほうが多いのである。


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快速の混雑が激しいのに対して各駅停車のほうは混雑が小さいからであろう。さらに始発のため着席できる。新宿までは途中東中野・大久保の2駅停車しか違わない。

言われてみれば当たり前のことかもしれない。しかしこの状況も実際に観察してみないとわからないのである。

ホームに降りた。

エスカレーター・階段にてホームに降りる人たちがひっきりなしに続く。そしてホームは絶えずごった返している。


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現場に足を運んで観察した甲斐があるわ。緩行線ホームがにぎわっているというのは見てみないとわからなかった。

整列乗車をしている。しかし整列乗車をしなくてもほとんどが着席できるので座席争奪戦にはならないだろう。それなら、わざわざ整列乗車をしてホーム上に乗客を立たせて混雑させなくてもいいのではないか。


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8:09 (1)千葉行発。座席はすべて埋まっているが立っている人ごくわずか。
8:12 (2)津田沼行発。座席はすべて埋まっているが立っている人ごくわずか。
8:13 (1)東西線直通のドアが開いた(整列乗車後)。空席が若干あり。


上記のような状態である。東西線直通は若干少ないのかもしれない。全体的に「座席はすべて埋まっているが立っている人ごくわずか」であった。


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以下写真は、整列乗車制度を採用していることもありにぎわっている状況である。電車が到着してもまだ乗車できない。

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一旦ドアが閉まる。

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頻繁に折返し電車が到着するのでホームはあわただしいのである。



<2>三鷹・新宿間(8:19~8:43)

総武線直通の津田沼行きに乗車した。


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8:19 三鷹発。座席はすべて埋まっている。ドア前2人立っている状態である。

以下写真である。
混雑が激しい快速に比べてこれはあまりにも平和すぎないだろうか?

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8:21 吉祥寺着。1人降車9人乗車。

これは、都心部の朝ラッシュではない。。

8:24 西荻窪着。1人降車8人乗車。


意外と乗るわ。

といってもドア前はまだ5人しかたっていない。ロングシート前に入って立つ人が多いからだ。
それでもまだ都心に近い区間でのラッシュとは思えない状態である。

8:28 荻窪着。1人降車2人乗車。

快速とのバランス悪いなこれ。もしかしたら、ラッシュ時でも各駅停車で快適に通勤したいという杉並区民(吉祥寺・三鷹駅利用者含む)の特権なのではないか、と疑ってしまいたくなりそうである。

8:30 阿佐ヶ谷着。2人降車10人乗車。車内は混雑感ありへ。

8:31 高円寺着。1人降車?人乗車。 

乗車数が記載漏れです。すみません。

高円寺発車時点ではもはやガラガラとはいえない(快速と比べたら天国とはいえ)。

8:34 中野着。8人降車3人乗車。


一定量の降車が見られた。ロングシートエリアには多くたっている。ドア前は人は少なく、ドア前の混雑はなし。

8:37 東中野着。1人降車8人乗車。
8:40 大久保着。2人降車1人乗車。


8:43 新宿着。21人降車23人乗車。

天下の新宿なのでもちろん降車は多い。が乗る人も結構多い。山手線池袋・高田馬場方面から到着した電車と同一ホームで乗り換えできるため、乗り換えする人も結構いるのだろう。

新宿駅到着直前に席が空いたので私はとっさに座った。

<3>新宿・錦糸町間(8:43~9:09)


新宿ではすぐに発車した。

8:44 代々木着。3人降車3人乗車。
8:47 千駄ヶ谷着。3人くらい降車、乗車なし。


発車時ドア前5人くらいたっている。ロングシートエリアは片側につき3~4人くらいたっている。

8:48 信濃町着。2人くらい降車。
8:51 四谷着。6人降車4人乗車。ロングシートエリアに立っている人はかなり減った。ドア前は6人立っている。
8:53 市ヶ谷着。6人降車1人乗車。もはやロングシートエリアに立っている人はいなくなった。ドア前6人立っている。


8:55 飯田橋着。20人降車2人乗車。

大量降車である。この駅にて立っている人全員座らせても座席が余ることになった。なお、私の観察位置が階段付近かどうかは未確認である。

8:57 水道橋着。6人くらい降車。乗客は座席数の半数となった。
9:00 御茶ノ水着。1人降車、快速から乗り換える人が8人乗車。


いつの間にか9時かい。三鷹を出たのが8:19だったのですでに41分が経過していた。時間かかるわ。

9:02 秋葉原着。9人降車4人乗車。

途中、浅草橋・両国に停車した。

9:09 錦糸町着。車内にいた乗客のほとんどが降車。発車時7人掛けロングシートに平均1人のみであった。

この駅にて乗降観察を終了した。私はそのまま乗車して千葉方面へ帰宅した。



◆まとめ

(1)三鷹駅の改札を入った人たちの多くは各駅停車ホームに流れていることがわかった。そして三鷹駅の各駅停車ホームは人でごった返していた。

(2)とはいっても、三鷹発車時点では座席がすべて埋まるが立つ人はごくわずかという状態である。各駅停車は平和なのである。

(3)各駅停車は、私のマークしたドアにて吉祥寺9人・西荻窪8人・阿佐ヶ谷10人と一定量のまとまった乗車が見られた(高円寺では確認漏れ)。阿佐ヶ谷発車時では混雑感ありとなりそこそこ混雑するのである。

(4)とはいっても、各駅停車と快速との混雑バランスが悪いのは確かであった。



※ 次回は、再び中央快速線です。八王子駅での朝ラッシュ時乗降観察です。

※ 乗車年月日 2018年2月27日

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