名古屋地区の東海道本線であるが、大垣から名古屋までは以前に報告している。さて、豊橋側からはどうなのだろうか。

豊橋側からは大垣側と違って「ホームライナー」等の有料着席サービスが全くない。そして名鉄との競合路線となっている。まずは豊橋から刈谷までの乗車体験から紹介します。


<0>乗車電車の概要

(乗車区間) 豊橋(6:35発)から刈谷(7:07着)まで(※)
(種別)   「特別快速」(8両編成)
(車両形式) 313系(転換クロスシート)


※ 名古屋には7:27に到着する電車である。


<1>豊橋にて(6:19~6:35)

6:19 改札に入る。

KIMG3361s


KIMG3362s


ん? 6:25発普通電車浜松行きは特急型車両である。私が昨日乗車した373系6両編成である。

KIMG3367s

お宝情報発見! というか時刻表に記載してほしい。

それにしても乗車している人が優雅に見える。これが普通電車とは信じられない気持ちだ。

KIMG3366s

6:25 8番線から普通・浜松行き(特急型車両)発車。なお、この電車は浜松にて「ホームライナー静岡」に接続する(平日・土休日とも)。

6:27 ボツボツと6:35発特別快速を待つ人が増え始めてきた。

KIMG3374s

以下時刻表を見てほしい。朝ラッシュ時間帯で名古屋へ行く速達系は実質、黄色字の「特別快速」または青色字の「快速」であるが、6:49発から7:49発まで綺麗に10分間隔での運転となっている。

KIMG3369s



<2>豊橋から刈谷まで(6:35~7:07)

6:34 特別快速到着! 4人降車7人乗車。

KIMG3375s

6:35 豊橋発。空席わずかにあり。

意外と乗ったままの人も多い。2番ドアと3番ドアとの間にある座席20席に座っている人を数えた。16席が埋まっていることがわかった。

KIMG3376s

早朝の太陽の光いいね!気分よし!

KIMG3377s

6:45 蒲郡着。1人降車6人乗車。発車時ドア当たり4人立っている。

ひたすら快走して、

6:55 岡崎着。降車なし、26人位大量乗車。いっきに車内は混雑へ。

ホーム上には大量の人が並んでいた。蒲郡より断然人が多い。車内はいっきに混雑へ。車内中ほどの転換クロスシートエリアの通路には人がいっぱい立っている。

岡崎駅から乗車する人は着席が絶望的である。全員立たなくてはならないのである。もし岡崎駅からの通勤ライナーサービスがあると便利だよね、と思った。

7:02 安城着。6人降車6人乗車。かなり混雑へ。

岡崎駅ほどの乗車はない。

7:08 刈谷着。28人位大量降車、48人位大量乗車車内は満員へ。

まさかの大量降車である。ドアが階段に近かったとはいえ、それでも多い。

KIMG3378s

名鉄線と乗換える人が多いのか?それとも刈谷駅自体に職場が多いのか?

そしてまた乗車も多い。朝ラッシュ時の名古屋輸送では大垣方面からだけでなく豊橋方面からも混雑することが分かった。

私は刈谷駅で降車し、乗降観察をすることにした。


<3>有料着席サービス案

岡崎駅での有料着席サービスがあると便利だと考えた。岡崎では大量乗車が見られたが着席がほぼ不可能なためである。蒲郡や安城でも同様である。

ということで、2つの案を紹介する。

(第1案)通勤ライナー案


(車両)   特急型車両(6両編成・うち1両はグリーン車)
(運転区間) 豊橋から名古屋まで
(乗車駅)  豊橋・蒲郡・岡崎・安城
(降車駅)  金山・名古屋
(料金)   普通車320円、グリーン車770円(指定席制)


(時刻一例) 
豊橋6:25発、蒲郡6:36発、岡崎6:46発、安城6:52発、金山7:12着、名古屋7:17着。

(解説)
・通勤ライナー方式では、一度に大量の快適輸送サービスを提供できること、低料金であること、停車駅を厳選できること、朝ラッシュピーク時を避けることができるのがメリットである。
・着席・快適サービス提供が一部の時間帯に限られ、日中などには設定できないのがデメリットともいえる。


(第2案)一部特別車案

(車両)   特別快速8両のうち2両をグリーン車とする
(運転区間) 豊橋・大垣間
(運転本数) 概ね終日にわたり30分に1本  
(停車駅)  特別快速の停車駅と同じ(※1)
(G料金)  事前購入の場合、50キロまで500円、100キロまで700円、100キロ以上900円(※2)


(※1)特別快速の停車駅とは、豊橋・蒲郡・岡崎・安城・刈谷・金山・名古屋・尾張一宮・岐阜・西岐阜・穂積・大垣、である。
(※2)車内精算の場合は200円増し、土休日は100円引きとする。


(解説)
・JR東日本と全く同じ方式とする。交通系電子マネーに情報を読み取り、頭上にタッチする自由席方式である。
・一部特別車方式では、終日時間帯にわたって頻度が高く有料座席のサービスを提供することが可能であるのがメリットである。
・朝ラッシュピーク時でも連結されるので普通車で混雑が酷くならないようダイヤを修正する必要が出てくる。

いかがでしょうか。


◆まとめ

(1)豊橋から刈谷までの特別快速では、岡崎駅で大量乗車が見られた。また刈谷駅で大量降車と大量乗車が見られた。

(2)蒲郡で座席が埋まり、岡崎で混雑となり、安城でかなり混雑し、刈谷にて満員となった。朝ラッシュ時では豊橋側からも混雑が激しいことがわかった。

(3)岡崎駅で着席できて快適に通勤できる有料サービスを提案したい。通勤ライナー方式と一部特別車方式とあり、それぞれメリットデメリットがある。


※ 次回は、朝ラッシュ時・刈谷駅での乗降観察報告です。

※ 乗車年月日 2018年7月20日

(注)当ブログ内の写真、文章の無断転載を禁じます
©Copyright SHINO all rights reserved.