(その1)特例制度・早朝編からの続きです。


<3>乗車観察(7:00~8:48)

※ 13号車1番ドアの観察である。階段に近い場所である。
※ 以下記載の時刻については、私の観察位置の13号車で車体の先頭が通過した時刻とする。

7:00 「こだま」(三島始発)。8人降車12人乗車。


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発車後ホームには私と駅員以外誰もいなくなった。乗車しなかった私が異様に目立っている。

7:01発車から次の7:19まで18分も間がある。まだこの時間帯は通勤客が少ないのだろう。

7時台は運転本数に余裕がある。発車時刻は「01、19、31、41、51、56、59」であり7本である。日中時間帯のように大量の本数ではない。新幹線は1編成あたりの輸送力が大きいので余裕なのであろう。

7:17 「こだま」(静岡始発)。12人降車8人乗車。

発車後ホームはまた静かになった。

7:28 乗客が列をつくるようになった。

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7:29 「こだま」(三島始発)。21人降車11人乗車。

今までの2本に比べて少し人の数は多くなった。

発車している光景を見た。ドアごとにデッキに立っている人が1人はいる。座ればいいのにと思った。

そしてグリーン車が優雅すぎる。普通車とは明らかに差別化できている。しかし新横浜・東京間でグリーン車にすると普通車自由席に比べて2360円高いため新横浜から乗る人はほぼ皆無だろう。

7:36 発車時刻案内表示に「ひかり」「のぞみ」も登場してきた。

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7:39 「こだま」(浜松始発)。16人降車7人乗車。

ここまで4本の「こだま」を観察したが、それほど大量の乗客が新横浜駅に押しかけているという状況ではない。

7:50 「こだま」(三島始発)。14人降車11人乗車。

警備員が2人組でホームに登場した。ホームを巡回していた。

7:52 放送があった。

「朝9時までに車内混雑を避けるために新幹線定期券や自由席特急券でも指定席の座席にお座りになることができます」という主旨である。

とうとう「ひかり」「のぞみ」が到着するということである。

7:54 「ひかり」(名古屋始発)。2人降車9人乗車。

指定席のため13号車からの降車が少ないのであろう。

7:57 「のぞみ」(名古屋始発)。1人降車5人乗車。

先発の3分後に到着したためか乗車する人は少ない。この時間から頻繁に到着することになるのである。

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軽く列ができるがそれほど長くならない。

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8:00 「こだま」(静岡始発)。 15人降車9人乗車。
8:04 「のぞみ」(新大阪始発)。1人降車10人乗車。
8:07 「のぞみ」(新大阪始発)。4人降車13人乗車。
8:11 「こだま」(浜松始発)。 20人降車8人乗車。


飛び乗る人が多いので階段から遠いドアに比べて乗車数は多い。

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8:20 「ひかり」(名古屋始発)。3人位降車12人乗車。
8:23 「のぞみ」(新大阪始発)。7人降車3人乗車。
8:27 「こだま」(三島始発)。 14人降車7人乗車。

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8:31 「のぞみ」(名古屋始発)。7人降車3人乗車。
8:34 「のぞみ」(西明石始発)。5人降車1人乗車。
8:37 「こだま」(三島始発)。 4人降車6人乗車。


バンバン到着するわこれ。

8:43 「のぞみ」(姫路始発)。 4人降車2人乗車。
8:47 「こだま」(静岡始発)。 11人降車5人乗車。


私はこの「こだま」に乗車して東京へと向かった。全体として、新横浜ホームに多数の乗客が押し寄せているという状況ではなく、一方供給は充分にあることがわかった。


<4>新横浜・東京乗車体験(8:48~9:07)

8:48 「こだま」品川発車。

13号車の後半部分の乗車状況は、おおよそ「2列シートに1人、3列シートの両端に1人ずつ」であった。全体として5列に3人が着席していることになる。乗車率は60%である。しかし13号車前半部分はもっと少ないので、適当であるが平均してざっと50%の乗車率だろう。

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8:55 「まもなく品川」との放送。早すぎだね。

8:59 品川着。所要時間は11分。


13号車の後半部分の乗車率は約40%に減った。しかし前半部分はほとんど人がいなかった。13号車全体ではざっと30%の乗車率だろう。

9:07 終点・東京着。所要時間は19分。

品川で降りたよりやや多めの降車である。

満席に近いことも想定していたがそこまで多くないことが分かった。

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<5>整理した

※ 「こだま」には下線を付けた。
※ 以下時刻は13号車地点で車体が見えた時点を記載している。

7:00 「こだま」 8人降車、12人乗車。
7:17 「こだま」 12人降車、8人乗車。
7:29 「こだま」 21人降車、11人乗車。
7:39 「こだま」 16人降車、7人乗車。
7:50 「こだま」 14人降車、11人乗車。

7:54 「ひかり」 2人降車、9人乗車。
7:57 「のぞみ」 1人降車、5人乗車。

8:00 「こだま」 15人降車、9人乗車。

8:04 「のぞみ」 1人降車、10人乗車。
8:07 「のぞみ」 4人降車。13人乗車。
8:11 「こだま」 20人降車、8人乗車。
8:20 「ひかり」 3人位降車、12人乗車。
8:23 「のぞみ」 7人降車、3人乗車。
8:27 「こだま」 14人降車、7人乗車。

8:31 「のぞみ」 7人降車、3人乗車。
8:34 「のぞみ」 5人降車、1人乗車。
8:37 「こだま」 4人降車、6人乗車。
8:43 「のぞみ」 4人降車、2人乗車。
8:47 「こだま」 11人降車、5人乗車。

以下のことがわかる。

・7:50までは「こだま」のみであるが、7:50以降は「ひかり」「のぞみ」が加わるため本数が激増する。
・「こだま」は降車数が多く、「ひかり」「のぞみ」は降車数が少ないが、これは観察位置である13号車が「ひかり」「のぞみ」は指定席のためである。これは「ひかり」「のぞみ」全体で新横浜駅降車が少ないかどうかはわからないのである。
・全体的には乗車よりも降車の方が多い。他の号車のドアでもこれだけ降車したのかは正確にはわからない。もしかしたら階段に近いドアだからかもしれない。


◆まとめ

(1)7:01から7:50までは「こだま」のみであるが、7:50以降は「ひかり」「のぞみ」が加わるため本数が激増する。
(2)13号車の観察では、乗客が大量という状況ではなかった。一方、供給にまだまだ余裕があることがわかった。
(3)8:48新横浜発・9:07東京着「こだま」の13号車では、新横浜・品川間が50%程度、品川・東京間が30%程度の乗車率であった。

(4)特急料金が860円と高いことがネックで在来線経由にしている通勤客も多いだろう。そのため所要時間もかかりかつ満員電車という不快さも味わっていることになり大変残念である。新幹線通勤が快適便利であることが広がるとよい。さらに鉄道会社側も社会的意義をとらえてより利用しやすい料金設定をしてくれるとすばらしい。供給はまだまだ余裕があるので、より多くの乗客が新幹線通勤にシフトして超速達・快適通勤になることを願う。

(5)鉄道会社が違うため、経路を選択するのに面倒さを伴うことも新幹線通勤が広がらないネックである。JR東海の窓口で磁気定期券を購入すれば運賃部分で双方のルートを選択できるとのコメントを当ブログでいただいたが、磁気定期券でかつJR東海でしか購入できないとはまだまだ面倒である。交通系ICカードで双方ルートを登録しておけばその日の気分で自由に選択できるようなシステムがほしい。


※ 観察年月日 2018年8月21日

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