2019年3月16日のJR東日本ダイヤ改定にて510円で快適帰宅できる「ホームライナー千葉」が全廃されます。しかし千葉駅降車であれば「ホームライナー千葉」廃止後でも特急「しおさい」自由席が同額の510円で利用することができます。

さて「ホームライナー千葉」廃止直前に、帰宅通勤時間帯における特急「しおさい」の混雑状況を観察・体験してきましたので報告します。


<0>乗車電車の概要


(乗車年月日) 2019年2月22日(金)
(乗車電車)  特急「しおさい9号」(255系・9両編成)
(運転区間)  東京(18:48)から銚子(20:43)まで
(乗車区間)  東京(18:48)から千葉(19:18)まで
(特急料金)  510円(自由席)


※ 自由席は7両(1・2・3・6・7・8・9号車)、指定席は4号車、グリーン車は5号車です。

※ 座席数は自由席444席、指定席58席、グリーン席42席であり、合計544席です。

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<1>帰宅時間帯における特急「しおさい」のダイヤ

帰宅時間帯における特急「しおさい」のダイヤは以下の通りです。

「しおさい9号」銚子行き 東京18:48発
「しおさい11号」銚子行き 東京20:10発
「しおさい13号」成東行き 東京21:43発


※ いずれも255系・9両編成。

東京から千葉駅までであれば、この3本であれば2019年3月15日まで運行される「ホームライナー千葉」と同額の料金510円で快適に帰宅することができます(自由席利用)。船橋・津田沼・稲毛への快適帰宅は料金770円の快速グリーン車のみしか選択できなくなりますが、千葉駅降車であれば事実上の「ホームライナー」なのです。

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<2>東京駅にて自由席特急券を購入


18:20頃 東京駅八重洲中央口改札を通りました。駅構内は帰宅通勤客でごった返しています。

(以下写真) 八重洲中央口での総武線方面の特急・ライナー発車時刻案内。「成田エクスプレス」、特急「しおさい」、「ホームライナー千葉」が並んでいます。

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総武地下4階コンコースへ降りました。当初は廃止予定の「ホームライナー千葉1号」に乗車するつもりでした。しかしまだ時間があります。急遽その前の「しおさい」に乗車することにしました。

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もし総武地下4階コンコースに大量に収容できる喫茶店があればそこで時間調整して「ホームライナー千葉」に乗りました。東京駅八重洲地下商店街も歩いたのですがどの喫茶店も収容数が小さく混雑していたため入るのを断念したのです。

ということで、「総武地下4階コンコースには大量に収容できる喫茶店を設けるべき」という持論を持ちました。乗客にとっても待つことができ、JR側にとってもお金になりウィンウィンですから。


(特急指定席・グリーン席も購入可能な便利な券売機)

コンコースにある1台の「成田エクスプレス・特急しおさい自動券売機」で特急券を購入することにしました。

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この券売機は大変便利であることがわかりました。なぜなら「特急しおさい」を選択すると、行き先別に「自由席」「指定席」「グリーン席」の選択画面が出てくるからです。なぜ便利かというと、自由席だけでなく、着実に座席を確保できる指定席やさらに快適なグリーン席を買い求めやすいからです。

ちなみに、東京から千葉までは自由席510円、指定席1030円、グリーン席1540円となります。千葉までですと指定席やグリーン席を購入するのはお金がもったいないと思ってしまいます。しかし、もし八街まで行くのであれば、自由席930円、指定席1450円、グリーン席1960円となるため、指定席やグリーン席を購入したかもしれません。

(以下写真) 「ホームライナー」券売機前にある柱に貼られている「ホームライナー号ご案内」。これはあと1か月弱ではがされることになります。

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(以下写真) 「ホームライナー千葉運転終了のお知らせ」掲示。本当に運転終了になるんだと実際に感じさせられます。

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<3>2番線ホームへ降りる


18:30 2番線ホームへ降りました。

すでに特急車両は到着していました。そして長い列がありました。

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並んでいる人を数えてみました(18:30~34)。

1号車(自) 12人
2号車(自) 10人
3号車(自) 21人
4号車(グ) 1人
5号車(指) 6人
6号車(自) 18人
7号車(自) 21人
8号車(自) 16人
9号車(自) 12人


でした。一つのドアに21人並ぶと結構並んでいる印象があります。

私も最後尾座席付近を確保するために2号車ドアに並びました(以下写真)。さっきまでは10人しか並んでいなかったのに今数えたら22番目でした。

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18:41 車内清掃が終了してドアが開きました。

2号車の最後部座席(通路側)を確保しました。ドアに並んでいた人が全員車内に入り着席した時点で約50%の乗車率でした。

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<4>発車!

18:48 東京発車!

発車時点で2号車は約60%の乗車率でした。64座席中約38~39席です。


うーん、私が2年前に測定した「ホームライナー千葉」1・3号車の乗車率は約60%、7号車の乗車率は50%弱でした(私が乗車した号車の乗車率です)。1・3・7号車は10両編成ですので、これらよりも乗車数が少ない結果となりました。しかもこの「しおさい」は、千葉から先佐倉・八街・成東・銚子へ向かう列車でもあるにもかかわらず。船橋・津田沼・稲毛に停車しないからでしょうか。

18:55 錦糸町着。

「ホームライナー千葉」と大きく違う点の一つは錦糸町に停車することです。錦糸町からの乗車は結構いるのではないかと予想していました。果たしてどれだけ乗車するのでしょうか?

2号車には4人乗車しました。意外と少ないです。今回たまたまかもしれません。

18:56 錦糸町発。64席中42~43席着席。

次の停車駅は千葉でありノンストップです。

19:02 検札をうけました。自由席は一人一人に検札しなくてはなりません(以下写真)。

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19:18 千葉着。2号車の1号車よりドアからは3人程度が乗車。

私は降車しました。降車後に2号車にいる人数を数えたところ20人が着席していました。千葉で22~23人程度と半数超が降車したことになります。

(以下写真) 特急「しおさい」の発車を見届けました。

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◆まとめ

(1)「ホームライナー千葉」は2019年3月16日に廃止されますが、目的地が千葉駅であれば、510円の同額料金で特急「しおさい」で快適帰宅することができます。帰宅通勤時間帯の「しおさい」は3本の設定となっています。

(2)特急「しおさい9号」(東京18:48発)2号車自由席の乗車率は、東京発車時点で約60%でした。東京駅で並んでいる人の数は多く見えましたが収容力が高いのです。東京からでは自由席でも着席できることがわかりました。

(3)秋葉原方面からの乗客を拾える錦糸町でも4人乗車と意外と少なく、乗車率は70%いきませんでした。千葉駅では半数強が降車し乗車は少なかったです。


※ 乗車体験日 2019年2月22日

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